震災から10年。2次災害とも言えるエコノミー症候群とは?

日本は災害大国と言われるほど
様々な災害が降りかかる島国です。

地震、水害、風害。
特に最近では100年に1度クラスの
豪雨や台風が多く”100年に1度”という
言葉をここ数年で何度耳にしたことか笑

このような災害で、直接的に被害に
あわれた方たちをさらに追い込むのが
エコノミー症候群です。

正式にはエコノミークラス症候群
と言われ、飛行機の座席にある
エコノミークラスが語源となっています。

これは長時間、同じ姿勢で座ることで
太ももが圧迫され、血流が悪くなり
血管内に小さな血栓ができることで
静脈をつまらせてしまうことで発症するものです。

簡単に言えば、同じ姿勢で座ると
血管が詰まってしまうということです。

エコノミークラス症候群の症状としては
・呼吸困難
・胸痛
・不安感
・冷や汗
・失神
などがあります。

エコノミークラス症候群が
怖いのは既往症がある方です。

もともと血管がつまり気味の中高年は
これがきっかけで心筋梗塞や
脳梗塞などの病気を引き起こすため
たかが座りすぎと言えない症状です。

近年では大変注目をされている
「座りすぎ病」です。

少しでも緩和するには少なくとも
30分に1度は、立って歩くことが
大事だと言われています。

座った状態で、貧乏ゆすりをするだけで
少しは血流が回復するので、特に
ご高齢の方が周りにいらっしゃるときは
教えて差し上げてください。

◆参考情報
この記事は下記の本を参考に
書かせていただきました

長生きしたければ座りすぎをやめなさい
岡浩一朗 先生著
https://amzn.to/2JljFaV