座りすぎはタバコより危険!座りすぎに強い警笛をならす先進国
昨年10月からタバコが値上がりを
しましたが、これを機にと
やめる方は少なかったようですね。
喫煙率の統計を世界で見てみると
アメリカ:11.4%
韓国:17.3%
中国:24.7%
日本:19.3%
インドネシア:39.9%
このようになっています。
世界的に喫煙率は減少傾向でとなっており
特にアメリカではタバコの価格が
1箱1000円をこえるなど
やめなければならない風潮が強いようです。
アメリカは「自己管理能力」が
社会的評価において重要視される国で
肥満体型や喫煙者は、自己管理能力が低いと
みなされ、昇進に大きく影響します。
また、アメリカの統計では
年収300万円以下の所得層の
喫煙率が高く、タバコが収入にも
影響すると言われているそうです。
このように世界的な禁煙ブームと
なっていますが、先進国ではもっと
声高に警笛が鳴らされているのが
この記事のタイトルにもなっている
“座りすぎ”です。
どちらが身体に悪いかと聞かれると
多くの人はタバコと答えるでしょう。
しかし昨今の世界的な禁煙ブームで
タバコ起因の死亡者数が減少傾向になり
“座りすぎ”が原因で死亡した人の数が
逆転しつつあると言われています。
世界中で座りすぎのリスクに対する
認識が広がる中、各国ではどのような
注意喚起がなされているのかをご紹介します。
●座ることがあなたを殺す
“Sitting is killing You”
これは世界中の研究者が注意喚起した言葉で
訳すると”座ることがあなたを殺す”となります。
2015年秋にはWHO主導による
国際会議が開かれ、座りすぎのリスクが
世界中に注意喚起されることになりました。
●”その椅子から立ちなさい!”
世界で一番はやく座りすぎの
ガイドラインを示したのは
イギリスで、すでに2011年には
国民に対して座りすぎを減らすことを
注意喚起し、推奨し始めています。
その時のメッセージとなったのが
“その椅子から立ちなさい”という
スローガンでした。
●”オーストラリア人よ、立ち上がれ!”
オーストラリアでは2014年に
ガイドラインが出来上がり
テレビCMで座りすぎ防止の
キャンペーン動画を作成し
啓蒙活動に力を注いでいると言われています。
オーストラリアでは官民一体となって
“オーストラリア人よ、立ち上がれ!”
というキャッチコピーで
注意喚起をおこなっています。
●日本ではスポーツ庁が主導で啓蒙活動
さて日本ではどうでしょう。
イギリスやオーストラリアに遅れること数年
スポーツ庁は2018年から「スポーツエールカンパニー」
という認定制度を設けて、社員の健康促進のために
スポーツに親しめる環境づくりを進めるという
取り組みをスタートさせました。
2019年には「Sport Life プロジェクト」を
スタートさせ、働く人たちへ向けた
健康促進の環境づくりを推奨しています。
●まとめ
コロナウイルスにより、在宅ワークが増え
さらに座りすぎが急増すると言われています。
これはブームでありパンデミックであると言われており
コロナウイルス以上に注意すべき問題と言えます。
◆参考情報
この記事は岡浩一朗先生の
「長生きしたければ座りすぎをやめなさい」からご紹介しました。
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