座りっぱなしの生活をすると  どうなる?

●日本人は世界で一番座っている国民

オーストラリアで行われた調査によると
1日の座っている時間の平均は
世界で5時間に対して、日本は7時間と
世界で最も座っている時間が長い国民と
言われています。

●座りっぱなしの影響

座っている状態を想像してください。

上半身の体重はお尻や太ももで支え
太ももの血管を圧迫している状態です。

この圧迫によって血流が悪くなるため
足のむくみの原因になります。

さらに血管の圧迫は、血のかたまりである
血栓ができる原因になり、血管がつまって
命を落とす可能性まででてきます。

●血栓ができるとどうなるの?

血栓とは血管の中にできた血のかたまりです。
これが血液に乗って身体中の色んな所に
運ばれます。

血栓が運ばれた場所が、運悪く
血管が詰まりかかっている場所だったら
この血栓によって血管がつまってしまう
という事態がおこります。

●水分をとらない人は特に要注意!

普段から水分をとらない人は
血液がドロドロになり、血栓が
できやすいと言われます。

人間は加齢とともに喉の乾きを感じる
“口渇中枢”と呼ばれる信号が衰えます。

そのため歳とともに水分摂取量が減るのです。

しかも体内の水分を蓄える筋肉が衰えるため
体内の水分量は若い頃に比べて10%も下がります。

これらのことから、人間は歳を取ると
水分をとるべきですが、とらない人が多くなり
さらに血栓ができやすい状態を作ってしまうのです。

●1日6時間以上座る生活を続けるとどうなる?

研究によれば運動不足が原因で命を落とす人は
世界で年間530万人もいるそうです。

1日6時間以上座る生活を10年~20年
続けると健康寿命が7年も縮むと言われています。

さらに心臓系の病気で死亡する確率が64%増加
前立腺がんや乳がんになる確率も30%増加

人間の身体は長時間座ることに向いていない
と言われているため、座りっぱなしの生活は
想像以上に身体に悪影響を与えてしまいます。

●座りっぱなしの生活への対処法

座りっぱなしの生活への対処法は
せめて1時間に1回は立って歩くことです。

立つことが難しい方や、足が不自由な方は
あしふみ健幸ライフを足元においていただいて
5分間ユラユラと足を動かせば
立って歩くことと同じ効果が得られます。

この動画は話の流れがとてもわかりやすく
起承転結がしっかりしているため
営業の際にこの動画を利用して
わかりやすく説明していただくこともできます。

みなさまの参考になれば幸いです。

◆参考情報
この記事は、下記の動画を参考に
書かせていただきました。

座りっぱなしの生活をするとどうなる?【座る】